車がへこんでしまった場合の修理技法

車がへこんでしまった場合の修理技法

へこみをパテで盛る?それはダメ!

車がへこんでしまった場合、まず当社が行なうことが、①パネル交換か?②板金による修理?のどちらかを選択すことです。へこみの付いたパネルが、1BOXのドアのように大きな部品の場合は、へこみを直したとしても、強度が保たれるかを見極める必要があります。
しかし、不用意なパネル交換は修理代を増大させてしまうため、当社では出来る限り修理を行なう方針です。

パネル交換か修理か?

まずは、車のへこみの程度を診断します。見た目は形が戻っても、強度に心配が残るケースがあります。この場合は、パネル交換をお勧めしていますが、ご要望に応じてパネル補強して修理でご対応することもあります。

引っ張り作業

へこみを修理するときは、パネルの裏から叩ける場合は、裏からへこみを直していきます。裏に手が回らない場合は、器具を溶接して引っ張ることでへこみを出していきます。

パテ作業

当社ではへこみを修復する段階で、ほぼ元の状態に成型します。パテは最小限に留めて使用するようにしています。パテは数種類用意しており、状況によって使い分けしております。

パテによる成型はしません

パテによるパネルの成型をしないようにしております。パテは引っ張り作業に比較して、作業は迅速ですが、多く盛ってしまうと修理から一定期間経過後にパテが収縮する恐れがあります。その収縮が、しわとしてパネルから浮き上がってきます。パテはパネル表面を慣らす下地として使用しています。

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